2024年7月5日金曜日

夜の来訪者 An inspector calls 1954

ガイ・ハミルトン監督、英、80分、白黒映画。

経営者の家庭で娘の婚約祝いをしている。警部が訪れた。若い女が自殺して死亡したと告げる。経営者は2年前にストライキで馘にしたのが、その女だと知る。更に娘は昨年に衣料店で帽子を買って、それを被った時、女店員が笑った。それに怒って店長に言い、馘にさせた。やはり同じ女だった。婚約者の男は、昨年娘とやや疎遠だった時に、その女に会い情を結んだ。後に別れた。経営者の妻は慈善事業をしているが、その女が妊娠して請いに来た時、相手の男のせいだろうと突き放した。しかも、この場で女の相手が自分の息子と知らされる。

家族と婚約者が全員、女に冷たくしていたのである。ところが婚約者が外に出て知り合いの警官に会った際、その警部のことを聞くとそんな警部はいないと返事される。家に戻り、病院に電話すると自殺した女なといないと返事。つまり騙されてたのだとなる。別室に待たせてある警部をどう懲らしめようかと考えていると、電話があり娘が死んだと知らされ、警察が向かってきていると知る。別室を開けてみると、警部は消えていた。

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