2024年7月19日金曜日

波止場の鷹 昭和42年

西村昭五郎監督、日活、82分、石原裕次郎主演。裕次郎は横浜で海運関係の会社を経営している。その片棒がやくざ映画でお馴染みの安部徹で善人役だから驚く。

麻薬を取り扱う組は警察の目を逃れるため裕次郎の会社を利用しようと提携を持ちかけるが、にべもなく断られる。その復讐として裕次郎の妹が同乗する車に仕掛けをし、事故で裕次郎は怪我、妹は死ぬ。更に金銭的にも裕次郎の会社を追い詰めていく。金策のため、知り合いのバーのマダム浅丘ルリ子の口利きで、浅丘の父、小沢栄太郎の所に借りに行く。無理して借りた金も奪われ、再度借りに行くが、すべて小沢の企んだ罠だった。裕次郎に麻薬取引の手伝いを申し込んだ組も小沢の配下だったのである。片棒の安部も殺される。裕次郎は麻薬を警察に投げ込み、小沢らのいる船に乗り込む。裕次郎は殺されかけるが、その時浅丘が現れ小沢を銃で撃つ。麻薬係の警察役で丹波哲郎が主演している。

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