ギャスパー・ノエ監督、仏、98分、モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル等出演。大まかな筋はベルッチ演じるアレックスがパーティの帰り道で暴行を受ける。それを知ったカッセル演じる恋人やその友人、ベルッチの元恋人が犯人を捜して捕まえようとする。また事件それ以前のベルッチやカッセルらなどとの交友場面があり、映画の進行が時間と全くずれて、時間を行き来するという作りになっているので、一見しただけでは混乱するかもしれない。
カッセルらが暴行犯を捕まえようと躍起になっているところが前の方にあり、暴行場面(日本では撮影できる(撮ろうとする)はずもない)を挟んで、事件以前のパーティの場面、ベルッチとカッセルが寝ている場面、最後は芝生の庭にベルッチが横たわり、子供たちが歓声をあげて走り回っているところを俯瞰で映し、ベートーヴェンの第7交響曲の第2楽章の音楽が流れ、その音楽が変わりおしまいになる。
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