ロジャー・コーマン監督、英、88分、総天然色。
ポーの同名の短篇小説を基本的に使い、脚色は思ったほどでない。もちろん映画化するために追加している部分がある。プロスペロ公が村の若い女を攫う。その恋人と父親が領主に反逆的で捕えらえる辺りが一番大きなところである。またポーの短篇『ちんば蛙』が組み込まれていて、劇中の舞踏会で大猿の毛皮を来て扮装している男が、火をつけられ焼死する。
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