マリオ・バーヴァ監督、伊、95分。イタリアならでの恐怖映画で不可解な展開がある。
観光でトレドに来ていた女主人公リサ、友達と離れて街を歩き、ある店に入る。売り物でないと言われる。そこにいた禿男、マネキン人形を抱えている。そのうちリサは迷子になる。あの禿男に会い、道を尋ねる。髭の男がやって来て知り合いかのように声をかける。その男を倒して逃げる。夜になる。偶然車に会い、乗せてもらう。夫婦が乗っていた。車が故障する。運転手は直らないと言う。近くにある屋敷に声をかけても、拒否の返事が奥から女主人の声で聞こえる。若い男がやってくる。リサに声をかける。これまた知り合いかのようである。若い男はそこの屋敷の息子で頑固な母親を説き伏せみんなを屋敷に入れる。ここの執事があの禿男だった。リサは昔ここにいた女と似ていて間違えられたらしい。車の夫婦のうち妻は運転手とできていた。この不気味な屋敷で次々と怪しい出来事が起こる。ほとんどの者が殺される。リサは息子の以前の婚約者と酷似で、それで不快な目にあったのだ。リサは逃げだし飛行機で帰国する。しかし飛行機は誰も乗っていない。捜すと屋敷で死んだ者たちが同乗していた。これらは幻想であった。元の屋敷で目が覚める。しかし屋敷は蔦に覆われた廃墟になっていた。そこから出た隣の空き地では子供たちが球遊びをしていた。子供たちは幽霊屋敷から来たと騒ぐ。リサは街に出てまたあの禿男と会った。
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