2025年12月28日日曜日

海女の戦慄 昭和32年

志村敏夫監督、新東宝、73分、白黒映画。前田通子主演。前田とその妹、三ツ矢歌子らは海女である。三ツ矢は友人と一緒に東京に行く。しかしいつまで経っても帰ってこない。そのうち友人の死体が海に浮かぶ。酒場兼旅館に人相の悪い男たちが車でやってくる。また風来坊と称する若い男も来る。

実は人相の悪い連中は、戦時中に沈んだ船の中にある財宝を取りに来たのである。三ツ矢と友人は悪い奴らに捕まり、沈んでいる船からその宝を持ってこいと言われ、拒んだ友人は殴られ事故死した。三ツ矢は悪い奴らに捕まった学者やその娘と、洞窟に閉じ込められていた。前田、三ツ矢の弟である太田博之が、閉じ込められている姉らを助けるべく活躍する。最後は船から前田が宝を引き上げた。巡視艇に悪者らの乗った船が見つかり、銃撃戦を風来坊を含めた警官らとする。悪者は捕まり、風来坊は海上保安隊と分かる。

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