マーヴィン・ルロイ監督、米、130分、白黒映画。8歳の少女ローダは両親や、大家の小母に可愛がられている。ローダが学校のピクニックに行くと、同級生の男の子が湖に落ちて死ぬ事故が起きた。最初は自分の娘かと心配した母親は娘が帰宅後、全く気にかけない様子なのでいぶかる。事情が分かると、死んだ子がもらったメダルが自分の物になるべきだと娘は強く主張していた、更に最後に男の子に会ったのは娘だと知る。娘は男の子を湖に落とし、メダルを取っていたのだった。かつての隣人の死亡事故にも娘は関与していたのかと心配になる。
また犯罪者は遺伝によりそうなるのかと、作家に尋ねる。やって来た父親に自分は本当の娘か、もらい子ではないかと問い詰める。それによって自分の本当の母親は連続殺人犯だと知る。父親は幼い娘を引き取り自分の子として育てたのだ。家に来ている掃除等を請け負う男は、娘に執拗に犯罪をしたのだろうと聞き出そうとする。娘が反抗して相手の誤りを正し、本当の事を言ってしまう。その男は後に火事で死ぬ。これも娘のしたことだった。母親はノイローゼになり、娘と心中を図る。しかし娘は生き延び、自分も銃で死のうとしたが一命を取り留める。娘は嵐の夜、湖に行く。母親がメダルは湖に捨てたと言ったから、取りに行こうとしたのだ。桟橋で湖をさらっていると雷が落ち、娘に直撃する。
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