ピーター・カッタネオ監督、西英、112分。1976年のアルゼンチン、イギリス人の英語教師が私立学校に英語教師としてやってくる。生徒たちは全く騒がしく言うことを聞かない。軍政が敷かれ、反対派は容赦なく逮捕される、そんな時代である。休暇でウルグアイに行く。魅力的な女と知り合いになる。デートの最中、重油で汚れたペンギンを助ける。油をぬぐって綺麗にしてやる。女はあいにく既婚者だった。
女に去られ、ペンギンも海に返そうとするが、いつまでも付いてくる。アルゼンチンに帰国してからもそうである。秘密で飼う。飼わざるを得ない。知り合いの若い女が軍に拉致される。それを見ていても何も出来なかった。しなかった。女の母親は娘を返そうと運動をする。ペンギンを飼っているのがばれる。校長から叱られるが、置いておかざるを得ない。生徒たちもペンギンに気づき、ペンギンは人気者になる。しかしある日、ペンギンは死んでいた。埋葬を学校全体でやる。ただあの拉致された娘は解放され帰ってきた。
0 件のコメント:
コメントを投稿