牛原陽一監督、日活、92分、白黒映画。二谷英明と宮口精二の二人の刑事が主な登場人物である。東京の新興住宅地で拳銃による殺人事件があった。映画はパトカーがサイレンを鳴らし、駆けつける場面から始まる。使われた拳銃は立川の米軍からの物らしい。何丁かの拳銃の行方を調べる。拳銃の取引をしている男を調べる。しかしその男にはアリバイがあった。これでは逮捕できない。また被害者が勤めていた会社は中国人の経営する会社との取引で不審なところがあった。しかしこの線で調べても尻尾を出さない。
宮口の妻が死に、その葬式で二谷は思いつく。アリバイがあるといっても本当に本人か。もう一度調べ、実際は似た別人であったと分かる。捕まっている男の妹を誘拐し、自白しないように中国人の一味は企んだ。それで外国に高飛びするつもりでいた。誘拐された妹が匿われている世田谷の家に刑事らは入り込み、誘拐被害者を助け出し、悪漢どもと銃撃戦をやって捕まえる。高飛びしようとしていた首領たちも寸前で羽田空港で捕まった。
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