衣笠貞之助監督、79分、無声映画。芸術的な映画を作ろうとする衣笠の計画に、横光利一や川端康成などが協力して作成された。実験的、表現主義的映画である。
精神病院が舞台である。豪雨の中、映画は始まり、踊り続ける女が出てくる。ここで働くこ使いの妻が入院している。こ使いはかつて妻子を顧みなかった。妻子は自殺した。妻は自分のみ助かったので悔いて、精神がおかしくなった。後に娘が現れ、結婚しようとする。こ使いは自分の妻を病院から出させようとするが、失敗する。こ使いは病院の医師と格闘し、倒す。これらは幻想であったか。ともかく字幕が全くついておらず、単に画面だけを追っていても筋はよく分からない。筋を確認してから見るべき映画である。
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