大曽根辰夫監督、松竹、98分、総天然色映画、松本幸四郎(当時)主演。
織田信長の臣下明智光秀は、敵と和睦し相手方の将を人質にとる。その代わり自分の母親を相手方に差し出した。命を保証した筈なのに、人質にとった敵方の将を信長は殺してしまう。これで母親も相手方に殺された。信長は光秀の長女の嫁ぎ先を勝手に決めて光秀に命じる。さらに森蘭丸が所望した妹娘は、既に婚約者がいるというので光秀が断ると、信長は激怒した。光秀は信長から著しく評価を下げる。
普通言われている信長の短気のほか、森蘭丸や秀吉の陰謀が信長の光秀の心証を害した、謀反への誘因となったとしている。
本能寺の変が起こり、信長が死、山崎の戦いの後、逃げる最中殺されるまでを描いている。
日本映画がまだ盛んだった頃の映画なので、金をかけて作っていると分かる。
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