2021年8月19日木曜日

回転木馬 Carousel 1955

ヘンリー・キング監督、米、129分、ミュージカル映画。

男が天国で星を磨いている。呼ばれる。下界で家族が困っているという。降りてみる気があるか。男は以前、下界に戻らなくていいと言っていた。男がなぜ死んだか、その経緯が語られる。元々、サーカスの回転木馬の呼び込み係だった。女主人公が男を好きになる。二人で駆け落ちしよそで生活した後、戻ってくる。男は全く何も仕事をせず、怠け者のぐうたらであり、何でも人のせいにしておよそ良心というものが全くない。戻って来てからも何もせず、盗みを働こうとして失敗し射殺される。女は子供を身ごもっていて娘を出産する。もう娘は少女になっている。男は下界に降り、娘の様子や妻がどうなっているかを見る。最後には天国に戻る。

ミュージカルなので、有名な歌としては二人で歩こうといった内容の歌が有名らしい。またダンスでは屋根の上のダンスなど見どころのある場面があって楽しめる。ただ話としては屑野郎が主人公で面白くない。これほどの屑が映画の主人公になっているのは珍しい。そのためあまり売上は良くなかったらしい。

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