宝前庵のブログ
2019年9月12日木曜日
川上和人『鳥類学者だからといって、鳥が好きだと思うなよ』新潮社 2017
鳥類学者の著者が、どのようなことをしているのか、鳥類学とはどのようなものかを軽妙な筆致で綴っており、読んでいて楽しい本である。鳥に関する知識が増え、また今まで特に鳥に興味のない者にも、関心を持てるようになる。
特に小笠原諸島の鳥、そこでの観測が多く取り上げられており、フィールドワークの実際もわかったし、それ以外の項目も面白い。
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