フリッツ・ラング監督、米コロムビア、90分、白黒映画。刑事ものの映画。
刑事が自殺する。妻はあまり悲しんでいないようである。主人公の刑事、グレン・フォードは自殺かどうか疑いを抱き捜査する。自殺した刑事は愛人と逃げる約束をしていたと知ったからである。街を牛耳る悪漢一味と警察上層部は繋がりがあり、板挟みの刑事が自殺したのである。刑事の妻は悪漢一味からカネを巻き上げていた。
自殺した刑事の愛人は、悪漢一味の幹部の女だった。刑事フォードと自分の女が頻繫に会うので嫉妬逆上した悪漢幹部は、女の顔に熱湯を浴びせかける暴行を働く。女は余計刑事フォードに近づく。
フォードが事件に深入りをしているので警察上層部は止めるが、フォードは言うことを聞かない。悪漢のボスはフォードを亡き者とするため車に爆弾を仕掛けさせる。フォードの妻が車を借りて出ようとしたら爆破し、犠牲になる。
顔が火傷になった女は、悪漢どもとつるんでうまい汁を吸っている、自殺した妻のところへ行き射殺する。悪漢一味を逮捕しようとする刑事らは悪漢どもと銃撃戦になる。火傷を負った女今度は復讐で男に熱湯を浴びせかける。男に撃たれ悪漢らが一掃された後に亡くなる。
後の映画と比べて女がよく殺される映画である。
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