本書の目次は次のようになっている。
はしがき(訳者による)
手帖より
題材・断想・覚え書き・断片
日記
手帖はチェーホフが折に触れて書き留めた、感想、将来の作品のための腹案、スケッチ、心覚えの類を集めたものである。(1892~1904)チェーホフの死後、妻が保存していた。
題材・断想・・・も別の遺稿で、内容は同様である。
日記は1896~1903にわたる。
いずれも1行から数行の断片であり読みやすい。チェーホフの研究者にとって有意義な材料と解説にあるが、一般の読者も読んでいて面白い。
神西清訳
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