ポール・ウェンドコス監督、米、96分。19世紀末に米東部で起きた、老夫婦殺害事件を元にしたテレビ映画。容疑者は被害者の娘、リジー・ボーデンだった。裁判が開かれ、リジーは証拠不十分で無罪になる。しかしリジーの犯行ではないかと思われ続けた。リジーは1920年代まで生きた。米国では非常に有名な事件と以前読んだ本に書いてあった。
この殺害事件の映画化では、より最近に『モンスターズ 悪魔の復讐』という凄い邦題(原題はLizzie)の、2018年製作の映画がある。『リジー・ボーデン 奥様は殺人鬼』では事件の起きた後から映画が始まり、査問会、裁判などで過去を回想する場面で事件当時の映像になる。この映画ではリジーが裸になって殺人を犯し、それで返り血を浴びなかったとなっている。この設定は、2018年の『モンスターズ 悪魔の復讐』でも踏襲されている。
なお邦題の副題「奥様は殺人鬼」は、この映画の主人公がドラマ『奥様は魔女』で有名だったから。リジーは独身である。
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