ジョゼフ・ロージー監督、仏、122分、アラン・ドロン主演。
ドイツ占領下のフランス。アラン・ドロン(役名がロベール・クラン)は美術商で、ユダヤ人からの美術品を買っていた。手紙が来る。ユダヤ人の間の連絡文書である。いぶかしく思ったドロンはその差出人のところに行く。ジャンヌ・モローがいる城館だった。同姓同名の男がいるようだ。パリに戻ってから自分の出生を確認したくなった。父親に聞いても正真のフランス人と言われる。弁護士に依頼し、祖父母までの証明書を取り寄せようとした。戦時でなかなかやって来ない。ドロンはフランスを去る決心をする。乗った列車で向かいの女がもう一人のクランを知っていた。ドロンは戻る。すると自分の家が差し押さえられていた。
それだけでなく、ユダヤ人狩りで多くの群衆と一緒に駅に連れて行かれる。クランの名が呼ばれ、ドロンは他の大勢の者たちと収容所行きの貨車に押し込められた。
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