鈴木清順監督、日活、97分、小林旭、高橋英樹主演。
小林と高橋は兄弟で、その父親は二人が幼い時、やくざに殺された。やくざのボスだったからである。今では小林はキャバレーの支配人をしているが、小沢栄太郎の手下で悪事を陰でしていた。高橋は会社員で、直情径行を絵に描いたような人間である。同僚の女の子を内心好きで相手からも好かれている。
小林、高橋と母親の前に、昔父を殺したやくざが現れた。自分の罪を悔い詫びる。高橋がいきり立って襲いかかると小林は止め、もう来てくれるなとやくざに言う。高橋は社内旅行の着いた先で、悪者どもをやっつけると後から仕返しに来られる。その時、あのやくざが現れ、高橋に助太刀する。この騒ぎを起こしたせいで高橋は会社を首になる。父の跡をついでやくざにでもなろうと思う。
小林の愛人は小沢の秘書で、小林を監視するためつけていた。しかし相思の間柄になる。それを知った小沢は秘書を殺させる。小林は恋人の田舎に知らせに行く。その後を小沢は手下どもをに追わせ小林を亡き者にしようとした。高橋の恋人の誕生日祝いに母親、小林を呼ぶが母親は高橋の恋人を嫌っていた。高橋は小林が死んだ恋人の田舎に行き、悪党どもが追っていると知ると自分もそこに向かう。田舎の野原で小林、後から駆けつけた高橋は悪党どもと銃撃戦になる。相手方を仕留めたが、小林も倒れた。
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