ヘンリー・コスター、ヘンリー・ハサウェイ、ジーン・ネグレスコ、ハワード・ホークス、ヘンリー・キング監督、米、117分。O・ヘンリーの短篇5作を映画化。いずれも原作が有名な掌篇の短篇映画化であるから、脚色等の余裕はあまりなく、原作の味を伝えようとしている。話はたいてい知っているので誰がどう演じるかに興味がある。
まず第一話は「警官と聖歌」で、浮浪者(ロートン)が刑務所で寒い冬を過ごそうとするがなかなかうまくいかない。最後はO・ヘンリーらしいどんでん返しで終わる。端役でマリリン・モンローが出ている。当時は端役女優だったから不思議でないが、超有名女優として記憶されているので、観ている者の目に留まる。
第二話は「クラリオン・コール新聞」でこの話だけ映画の前には知らなかった。久方ぶりに会った友人同士。一方は刑事で、もう一方(ウィドマーク)の犯罪を追っている。しかしウィドマークは貸しがあるから逮捕できまいと言う。その借りを返す方法でひねっている。
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