中平康監督、日活、94分、白黒映画。加賀まりこ主演。
横浜が舞台、娼婦の加賀は誰とでも寝るのに接吻はさせない生き方をしている。世話をしてくれる中年、好きな男、その他の男との間で、傍目には何を考えているのかよく分からない生活をしている。
愛人の中年男が家族と買い物を楽しんでいるのを見て、自分も同じようなことをし、愛人を楽しませたいと思う。好きな若い男からそんなことで喜ぶかとけなされる。日曜は家族との日だと言われ、それでは月曜にしようと決める。自分と同じ職業の母親を連れて(家族での楽しみを期待していたから)、ホテルに客といる中年男を訪ねる。男は商談中に来られ加賀らを追い返す。楽しみはおじゃんになった。夜、若い男が来て結婚しようと言う。二人で住むにはどの位費用がかかるか。十万円くらいか。愛人の中年男が来るので若い男は逃げる。中年男は謝り、頼む。商売相手の外人の船長と寝てくれと。十万円もらうと言い承諾する。明くる日、若い男は死んだ。
港の大きな船に加賀は連れていかれる。ことが始めると、キスは嫌だと叫ぶ声がする。その後、中年男と埠頭で踊る。相手が海に落ちる。
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