2017年7月24日月曜日

わんわん忠臣蔵 昭和38年



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白川大作監督、東映動画、総天然色映画。
虎のキラーは森で横暴なボス、狐はその子分である。主人公の犬ロックの母、白犬はキラーたちに立ち向かう。そのため邪魔に思われ、罠にかかって殺される。
ロックは仇を討ちたいと思っているものの、まだ子犬である。自らを鍛えるため、都会へ修行に出かける。都会では野良犬の仲間たちと親しくなる。虎のキラーはロックを陥れるため、腹心を街に派遣する。ロックは計略で海に流される。親切な少女によって助けられる。

一方、キラーも含め森の動物たちは捕まり動物園に送られる。
逞しくなったロックは街へ戻ってきて、野良犬等の仲間たちとキラーを討ち取る計画を立てる。猛獣たちもキラーの用心棒になっている。彼らが苦手な寒い日を選ぶ。雪の降る中、ロックは仲間たちと動物園へ向かう。

街が195060年代のアメリカ映画に出てくるような感じで描いてある。意味不明のローマ字が書いてある。外国はあまりに遠く、このような方法も異国情緒による魅力の一つだったのだろうか。

懐かしい作品である。懐かしいと言っても題名だが。子供時代に放映された。非常に観に行きたかったが結局叶わず、今回が初見か。今初めて観ると子供の時に観ておきたかった、とどうしても思ってしまう。この歳で初見はやや苦しい。

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