2017年7月29日土曜日

喜劇 初詣列車 昭和43年



 「喜劇初詣列車」の画像検索結果
瀬川昌治監督による東映映画。渥美清を主人公とする「喜劇・列車」シリーズの最終第3作。
渥美は車掌、弟の川崎敬三も新幹線の車掌(まだ新幹線が新鮮だった頃)、妻に中村玉緒。本作では渥美の幼馴染という設定で佐久間良子が出る。
新潟行きの車掌の渥美は車内で偶然、佐久間を見つける。新潟では彼女が芸者をしていることを知る。佐久間の弟は行方不明になっていて心配している。渥美は捜し出すことを約束する。東京へ戻り、弟が新宿でヒッピーをしているとわかる。渥美は彼を説得するが中々聞いてもらえない。

一方、妻は渥美の行動から浮気ではないかと疑う。渥美の弟である川崎敬三にその監督を頼む。彼は勘違いした報告をし、誤解を生んでドタバタの騒動になる。
最後はめでたく収まり、家族等は新幹線を乗り継ぎ、伊勢神宮へ初詣に行く。
 
この当時は鉄道が今よりはるかに重要な輸送手段であり、国鉄の実際とか、昭和40年代半ばの新宿のヒッピー文化など風俗の歴史もわかる。

0 件のコメント:

コメントを投稿