エラン・クリービー監督、英独、99分。ドイツのケルンが舞台。米国人の主人公青年はバーで女を見染める。聞けばやはり米国人で、二人は恋人同士となる。女は腎臓を患い、移植には多額の費用がかかる。
主人公はバーの経営者(ベン・キングスレー)の提案する強奪事件を引き受ける。これで移植費用を償ってあまりある。麻薬をトラックに積み運送している。そのトラックを襲い麻薬を奪うのである。仕切っているのは表向きは事業家でキングスレーとは敵対している男(アンソニー・ホプキンズ)。奪還はうまくいったと思いきや、相手も十分追跡機能を備えており、主人公は逆に捕まる。そこで首謀者を吐けと言われるが、拷問者を倒し逃げ出す。車に乗って逃げる。直ちに追手が来る。追っかけでは辛くも逃げるが、盗んだ車に大金が仕込んであり、それも頂戴する。ホプキンズは麻薬に加え、金まで主人公を追いかける必要がでてきた。当然ながら敵方は主人公の恋人を捕まえ、主人公に迫ろうとする。
敵方と主人公の闘いが、一般人も巻き添えになり、繰り広げられる。主人公は特殊部隊員か、と思わせるほど強く、相手の用心棒や殺しの専門家をやっつけていく。映画ならではのご都合主義で最後はうまくいき、めでたしめでたしとなる。
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