2024年8月17日土曜日

バッド・ルーテナント Bad lieutenant 2009

ヴェルナー・ヘルツォーク監督、米、121分、ニコラス・ケイジ主演。ケイジはニュー・オーリンズの警察の警部補(lieutenant)であるが、情婦のエヴァ・メンデスと共に麻薬に溺れ、またスポーツ賭博にも手を出している。当然借金が多い。麻薬で幻視をするようになっている。

刑事としては有能なのだが、違法とも言える乱暴な捜査法で問題視されている。移民の家族が殺された事件を担当する。麻薬が絡んでいて、その元締めを追う。事件の目撃者の少年を保護していたのだが、目を離した隙に逃げられる。少年の祖母が働いている老婦人の家に押しかけ、どこにいるか白状させようと祖母、老婦人とも脅迫する。また情婦が商売相手の男から顔を殴られたので、ケイジはその男を恫喝する。男は自分が権力者の息子だと捨て台詞で去る。これらからケイジは警察の上司から苦情が来ていると叱られる。

更に借金を返す必要もあり、麻薬取引の元締めに取引し、協力すると持ち掛ける。ケイジが麻薬取引の連中といる時、借金の男が現れ、麻薬を自分のものにしようとするが殺される。ケイジは後に他の警察官と一緒に麻薬元締めを襲い逮捕する。一年後、ケイジは警部に昇進した。以前、水害時に助けた男が偶然やって来て、ケイジと一緒に水族館に行く。

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