2023年7月25日火曜日

永遠に僕のもの El angel 2018

ルイス・オルテガ監督、アルゼンチン、114分。アルゼンチンで1971年に起きた連続殺人事件を基にした映画。

主人公の美少年はまだ未成年だが、天性の犯罪者で盗みの常習犯であった。学校も転校をくり返し、ある学校で出会った男を友人とする。その友人宅に行く。家族そろって犯罪者の一家であった。その一家の犯罪に加わる。物怖じしない少年の態度には犯罪者家族も驚く。

友人といつもつるんでいたが、友人が他の男とゲイの関係になったり、二人の仲は必ずしも良くなくなっていく。二人が警察に逮捕された時も、少年は友人の証明書を持って来ると言って、そのまま逃げた。後に車を運転していた時、事故を起こし、同乗の友人は死ぬ。少年の犯罪は続く。警察に逮捕されるが逃げる。母親に電話する。居場所を教える。警察官の群れがその建物を取り囲む。中で音楽を聞きながら、少年がダンスをしている所で終わり。

実際の犯人はアルゼンチンでは死刑制度がないため、50年以上刑務所で服役しているそうである。

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