ロバート・ハーモン監督、米、89分。
ノルマンディー上陸作戦の決定をどう行なったかを描く映画である。部下の将軍たちとの意見交換の様や、期日決定に影響を与える天候予測などを勘案して決定を下す。その苦渋に満ちた判断を描いている。極めて美辞麗句が多いのに驚く。人種差別はいけないとか民主主義を守るとか。当時アメリカは黒人差別がひどかったのではないのか。黒人などの有色人種は人間でないという考えなのであろう。
戦争による若者の戦死をひどく苦にする。これを見ていると原爆投下の理由を思い出してしまう。アメリカの若者をこれ以上死なせるわけにはいかない、が原爆投下の原因である。若者の死を気にするのは指導者としてもっともだろうが、原爆以外の方法はなかったのかと思ってしまう。
原爆投下による被害など卑怯な野蛮人である日本人には相応しいと思っていたのだろうか。
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