ロベール・アンリコ監督、仏伊、107分、ジャン=ポール・ベルモンド主演。
ベルモンドはカーレーサーだった。同僚がレース中、ベルモンドのせいで事故を起こし死ぬ。レーサーの資格を失ったベルモンド(役名がオランで、仇名がオー)は銀行強盗の運転手となっている。強奪が成功してベルモンドも報酬を手にする。恋人のジョアンナ・シムカスに贅沢をさせてやる。一味のボスが事故死し、ベルモンドは運転手でなく強盗の正員になろうとする。
たまたま車の窃盗を働き、現行犯で捕まる。刑務所では警察が銀行強盗に関係しているのではないかと取り調べる。ベルモンドは同じ房の男になりすまして、刑務所を「釈放」される。
シムカスと会ったが、シムカスはベルモンドが悪人で刑務所に入っていたのに何も言わずに嘘でごまかそうとしているので、素性が載っている新聞をつきつけ別れる。
ベルモンドはその後、新聞記者を誘拐し、新聞に載っているでたらめでなく、真実を書けとレースカーにまで同乗させる。
自分がスター扱いになって鼻高々だったベルモンドは刑事たちとの銃撃戦で負傷し、シムカスに助けを求める。シムカスと自宅に戻ると悪党の仲間が金を出せと脅し、結局のところ悪党たちは斃すが、シムカスを死なせてしまい、自分も満身創痍で警察に降伏する。
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