2022年9月16日金曜日

戦慄病棟 Exeter 2015

マーカス・ニスペル監督、米、91分、廃墟の施設を舞台にした恐怖映画。

当該施設はかつて精神障害の子供たちの治療のために建てられた。しかし扱いに問題があり閉鎖されて時が経ち、今では廃墟である。ここを新しいセンターにしようとする神父がいて、協力する若い男がいる。その施設に若い男女が数名、あの神父に協力している青年も含み、やってきてどんちゃん騒ぎを始める。青年はやめさせようとするがみんな聞かない。

超常現象が起こり始める。まず青年の弟が異常な振る舞いをするようになる。外部から銃を持ってやって来た男は若者たちを脅す。男は弟の縛られた部屋に行き、自分の頭を吹っ飛ばして倒れる。弟に悪魔のようなものが憑りついているのである。その後、悪魔は若い女に乗り移り、暴れまくる。悪魔と化したかつての仲間を殺さざるを得ない。

恐怖に怯えて逃げ出した男女の乗った車は神父を轢き殺してしまう。施設に死体を戻しに帰ってくる。この死体がいつの間にか消える。この超常現象の元はかつてこの施設で死んだ子供の霊が関係しているのか。最後に死んだはずの神父が惨劇に関与していると分かり、またその娘が仲間の中にいたと分かる。退治し建物を焼き払い、落着したかと思いきや死んだはずの死体がないところを映して映画は終わり。

映画の中核は「エクソシスト」の展開を使い、かつて死んだ子供が操るとか「リング」を思い出す。典型的な恐怖映画である。

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