2021年12月3日金曜日

キリング・ゲーム Killing Season 2013

マーク・スティーヴン・ジョンソン監督、米、91分。

90年代のボスニア戦争の場面から始まる。現代のアメリカになる。ボスニア戦争に従事したロバート・デ・ニーロは家族と離れて山中に一人暮らししている。息子から孫の祝いに来てくれと電話があっても行かないと答える。ある日車が故障している時に、見知らぬ男に出会う。車を修理してくれる。その男がジョン・トラボルタである。
デ・ニーロは自分の家に招き、二人は語り合う。トラボルタの出身はデ・ニーロが戦争で行った近くらしいと分かる。明くる日、狩りに行かないかとトラボルタは誘う。デ・ニーロはいったん断るが、翌日二人は鹿狩りに出かけた。この狩りでトラボルタは本性を表わす。実はトラボルタは戦争で、デ・ニーロに処刑されそうになって辛くも逃れた男だった。復讐のため18年間捜し、ようやくデ・ニーロを見つけ出した。
この後は、二人の男が互いに争う場面の連続である。捕まえてもすぐに殺さない。相手に十分言い聞かせたいためだが、それで相手は逃げる機会を作る。映画ではお馴染みの展開である。さんざん戦ったあげく、最後は恩讐の彼方にの世界になる。

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