2021年12月31日金曜日

マッスル 踊る稲妻 I 2015

シャンカール監督、インド、188分。

ボディビルダーの男が主人公である。映画は美女が、婚礼時に醜悪な面相の男に攫われるところから始まる。モデルをある場所に匿う。時間は遡り、これまでの経緯になる。

主人公はボディビルの大会で優勝を目指す。そこに至るまで様々な妨害が入る。この男は美人のモデルの大ファンである。その警護役になり喜ぶ。モデルは相手方の男のモデルから性的嫌がらせを受け困っている。それで自分に憧れている主人公をコマーシャルの撮影に使うよう頼む。主人公は大感激する。だが撮影に慣れていないから、うまく演技できない。監督はモデルに相手に恋していると言え、そうすれば相手もうまく出来る。これを実行しすっかりその気になった主人公は撮影をうまくこなす。

その後、告白が演技と分かりすっかり気分をこわす。その後様々あり、結局女も主人公を好きになって婚約になる。しかし主人公を恨む者が多く、主人公を徹底的に痛めつける計画を立てる。殺すのでは物足りない。医師は注射で、主人公を醜悪極まる面のせむしの怪物に仕立て上げる。これでは恋人の前に出られない。主人公は事故で死んだとされた。嘆くモデルを医師が慰め、結婚に同意される。

映画冒頭の場面は、主人公がこの婚礼時からモデルを盗むところだった。その後主人公は自分を陥れ、怪物にした悪人どもをこれまた徹底的に痛めつける。モデルも自分をさらった怪物が恋人だったと分かる。見た目で嫌いになるわけないと言う。二人は花畑に囲まれた家に移りそこに住む。医者がやって来て主人公の醜悪な見かけが改善していくところで映画は終わり。

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