ジャン=リュック・ゴダール監督、仏、84分。
アンナ・カリーナはキャバレーの踊り子。仲間からもらった器械(?)で自分の妊娠日を調べる。今日11月10日である。今日こそ妊娠すべき日である。カリーマは同棲する男(ジャン=クロード・ブリアリ)に子供を作ろうと迫る。相手はそんな気になれない。ジャン=ポール・ベルモンド扮するもう一人の男はカリーナが好きで追っかけている。女と男二人の話である。筋らしい筋はほとんどないようなものである。話の展開を追っかけるとか、映画の意図するところは何か、といった見方をしていると何が何だか分からない、面白くないとしか思わないだろう。場面場面を楽しむ、鑑賞する映画と思う。
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