ローレンス・オリヴィエ監督、米、116分。
マリリン・モンローが踊り子役で、欧州某国のオリヴィエ演じる大公(Prince、邦題の王子は誤訳)との仲の映画で『ローマの休日』を思い起こさせる。しかし映画の狙いや、観た感じは全く異なる。
大公は摂政でその若い息子が国王なのだが、政治の実権は摂政にある。若い国王とも、また皇太后ともモンローは親しくなる。国王は政治の実権を取り、自分の政治を実施したいと思っている。モンローはその親子の仲の調整をしたり、皇太后の命令で戴冠式まで行く馬車に乗り、劇場の仲間たちと手を振ったりする。最後にはモンローは大公と別れる。
モンローを観る映画で、映画の展開は欧州政治などに興味がなければ退屈である。
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