石井輝男監督、東映、92分、白黒映画、高倉健主演。
高倉健主演のシリーズ第一弾。北海道の網走刑務所に連れてこられた高倉他の罪人たち。同室の中で嵐寛寿郎演じる老年の囚人は静かだが貫禄があった。高倉は病気の母親が心配で早く出所したい。世話する役の丹波哲郎は、高倉を早く出所させようと何くれと骨を折る。囚人仲間は脱走を企んでいた。作業に行く途中のトラックから飛び降りる。二人で手錠を繋げてあるので、高倉は意に染まないまま、手錠をつけた脱走というどこかの映画のような成り行きになる。雪の平原の中、二人で逃走を続ける。丹波は後を追う。
高倉の相手は卑劣な男だったが、怪我をしたのでほっておけない。丹波が追いついた時、高倉は早く病院に入れてくれと頼む。高倉、丹波は相手の男を病院に運ぶため雪の中を行く。
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