アンドリュー・アダムソン、ヴィッキー・ジェンソン監督、米、90分、CG漫画映画。
シュレックは緑色の怪物。お喋りの驢馬に気に入れられ、かえって迷惑する。森の中に一人で住んでいる。ある日、周りに昔話や御伽話の登場人物がいっぱい。静かにしていたいシュレックはどうしてこうなったか尋ねる。貴族が追い払ったからだと分かる。シュレックはその貴族に掛け合いにいく。おりしも貴族方では、塔に囚われている姫を助けに行く、勇者の選抜の最中だった。シュレックは参加者の猛者どもを片付ける。貴族から姫を助け出してこい、そうすれば御伽話の連中は追い払うと約束をとった。シュレックは助けに行く。
龍を倒して姫を助け出し、帰宅の途に就く。姫はシュレックに好意を抱く。兜で顔が見えないからだった。姫はそっと驢馬に真相を打ち明ける。自分は魔法をかけられ、夜になると醜い顔になる。シュレックは半分聞いて、醜い自分が相手にされないと思い込む。貴族の元に戻る。
シュレックに嫌われた姫は貴族と結婚するしかない。式が挙げられようとする夜になると姫は怪物面になる。貴族を追い払い、姫に接吻するシュレック。これで魔法が解け、元の顔になる筈だった。ところが醜い顔のまま。その姫をシュレックは自分の妻とし、いつまでも醜く暮らした、と出て終わり。
最後に定石とおり姫が美人に戻らないのは、観客の予想を裏切り、外見で判断すべきでないという声明である。
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