国立FAで上映した無声映画。いずれも弁士の録音付の映画が上映された。各映画の情報は以下のとおり。
『頓珍漢馬騒動』Camping out 1918, 11分、不完全。
『ハリキリ天国』Peaceful Alley 1921,15分、部分。
『愛の燈台守』Captain January 1924, 43分。
このうち『愛の燈台守』は、女の赤ん坊を難破から助けた老燈台守が、自分の娘として育てる。少女になってからその伯母が来て、自分の妹の娘に違いないと言う。老いた燈台守は娘が可愛くてたまらないが、娘の将来を思いやり伯母の家にやる。娘の方も老父を慕って新しいうちに全く馴染まない。ある日老父の身内が老父のみやげを持って来る。娘はその男を密かに追い燈台まで戻る。老父を見つけ共に狂喜する。伯母も娘の引き取りは止め、父親と一緒に暮らさせる。主役と言うべき子役の娘は当時非常に人気があったと国立FAのパンフレットにある。東洋人的な顔立ちでアジア人と言っても少しも驚かない。
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