ジュゼッペ・デ・サンティス監督、伊、107分、白黒映画。
宝石を盗んだ男女は、イタリア北部で米作に出稼ぎに行く女たちの群れに交わって逃げようとする。そのうち女はシルヴァーナ・マンガーノ演じる女と知り合いになる。シルヴァーナは女が隠そうする品に目をつけ盗む。女はシルヴァーナを追う。軍曹が二人を引き分け、品(宝石)を女に返す。米作地に着いたが、契約が元々ない者たちは雇ってもらえない。盗んだ女を初め、契約のない者たちは自分たちの働きを示してカネにありつこうとする。
あの泥棒の男も後からやって来た。男は映画の初めにも隠れるため、シルヴァーナと踊って顔見知りだった。男は刈り入れた米を盗もうと企む。元の女とは切れ、シルヴァーナを誘惑しようとする。それで盗んだ宝石をシルヴァーナにやる。それは模造品だった。
男はシルヴァーナと組み、米泥棒で逃げようとしたころ、女と軍曹が来る。女は男が渡した宝石は偽物だとシルヴァーナに告げる。騙されたと知ったシルヴァーナは男を殺す。
自分が米泥棒に加担していたシルヴァーナは櫓に登り、身を投げる。米をもらい帰郷する女たちはシルヴァーナの死体に米をかけていった。
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