クリスチャン=ジャック監督、仏、100分、白黒、ジェラール・フィリップ主演。
18世紀のフランス、国王は戦争が好きでいつも戦争をしていた。そのため兵士の補充が必要となった。
ジェラール・フィリップは女好きで、田舎の娘を追い回していた。その父親は怒り、責任をとって結婚しろと迫る。フィリップは逃げる途中、占い師を自称するジーナ・ロロブリータから王女と結婚する相があると言われる。逃げた先では兵士の募集中をしている。フィリップは兵になると署名し、女との結婚から逃れられた。実は女占い師は募兵官の娘で、兵士を集めるため王女と結婚の相があると、誰かれかまわず言っていたのである。
しかしフィリップはすっかりその気でいる。偶然、ポンパドゥール夫人と王女の乗った馬車を盗賊から助ける機会があり、確信する。王女会いたさに忍び込み捕まる。死刑の判決が出る。ロロブリータはフィリップに惚れこみ助けようと画策する。ロロブリータを好きになっている軍曹はフィリップが死ねばいいと思っている。フィリップは牢屋を抜け出し、屋根の上で軍曹と剣合わせをする。
ロロブリータはフィリップの助命嘆願に王の下へ行く。王はロロブリータを気に入り自分のものにしようとする。反抗して逃げた女を捕まえるよう命令する。
出撃命令が出て敵方と戦うフィリップら。うまく司令部を乗っ取り、敵方の戦意を喪失させる。王の命令でロロブリータを捕えた、側近の馬車をフィリップらは追う。何とか救出したかと思ったが、また連れ去られる。
敵を降伏させたフィリップらは国王の前に出る。自分の王女と結婚しろと命令する。その時、国王の養女となったロロブリータが出てくた。
喜劇なので、話の展開はご都合主義的なところはあるが、映画全体としてチャンバラの場面が多いのが特徴。
なおジェラール・フィリップの役名ファンファンが、フィリップの仇名となった。
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