いわゆるゾンビ物の一種なのだが、かなり喜劇的要素が強くなっている。
映画の初めにこれは実際の物語であるとの字幕が出る。ある医療用会社の地下室に、金属製の樽が幾つか置いてある。それは軍が開発した、蘇った死人が入っていると新入社員に教える。社員が蹴る。するとガスが湧き出て二人は倒れる。
そのガスは一階に置いてある死人を蘇らせたばかりでなく、樽に入っていたミイラのような死人もいなくなっていた。一階の蘇った死人は暴れ出し、頭につるはしをぶち込んでも、切っても暴れ通しである。かけつけた社長は知り合いの死体処理業者に焼いてもらう。しかしその煙突が出た煙が雨にまじり、近くの墓地へ降り注ぐと埋葬されていた死人たちを起こしてしまう。そこへ来ていた新入社員の仲間の、不良グループに襲いかかる。
救急車が来ても警察が来ても凡て死人たちの餌食になる。
最後は連絡を受けた軍の攻撃によって辺り一帯は完全に消滅する。題名のバタリアンは配給会社がつけた名前である。英語の大群にあたるそうだ。
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