2017年12月16日土曜日

ほうきに乗った女の子 Dívka na koštěti 1972



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ヴァーツラフ・ヴォルリーチェク監督、脚本、バランドフ撮影所作品、チェコの総天然色映画。チェコの「ハリー・ポッター」(主人公は女の子)である。こちらの方が早いが。
魔法の学校に通う女の子は授業に熱心でなく、先生方から𠮟られている。
梟に姿を変え勝手に人間の世界に行く。監視役が追って人間界に行く。梟は先生の息子に預けられる。少年の許で少女の姿に戻る。訳を話す。44時間しかいられない。人間界に留まるためには、「老婆の耳」から作る茶を飲む必要がある。

いたずら坊主の三人組が彼女は魔女であることを知り、老婆の耳を手に入れてやると騙して利用しようとする。先生方を兎に変えてしまう。井戸を通じて魔法の世界に戻り、魔法事典を持ってくる、その事典をいたずら坊主どもに奪われる。彼らは車に乗って逃げる。ほうきに乗って追う少女と少年。坊主どもは車を変えたり、自らの姿を変えたりして警察官から逃げる。レストランで少女は事典を取り戻す。彼らの姿をぬいぐるみ人形に変えて戻る。
もう少ししか時間は残されていない。魔法を解いて先生方を元に戻す。人間界に留まれる、老婆の耳が俗称とわかったお茶を間一髪で飲む。監視役も飲んで人間化する。もう魔女でなくなったことを忘れ、窓から降りるので脚を折ってしまう。最後は松葉杖の少女と少年が歩く。

ハリウッドで製作されていたら世界的に広まったかもしれない。

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