オルドジフ・リプスキー監督、脚本、バランドフ撮影所作品のチェコ総天然色映画。
19世紀末から20世紀初頭に人気のあった探偵シリーズの主人公、ニック・カーターがチェコにやって来て難事件の解決に挑む。
ニューヨークのニック・カーター事務所。次々と悪漢が彼を襲う。難なく退ける。チェコから事件の依頼が来る。プラハへ来る。警部は彼をプラハ観光へ連れていく。
依頼のあった公爵夫人宅へ赴く。失踪事件のよう。聞くと愛犬の失踪なのである。ひょんなことから手がかりがわかる。そこに置いてある植物が怪しい。実はこの肉食植物はカーターの宿敵、「植木屋」と異名をとる悪党の発明であった。この植物の名がアデラである。アデラはモーツァルト(とされていた)子守唄を聴くと肉食を始める。
警部をニック・カーターそっくりに変装させ、悪漢宅を探る。恨みのある老教授を「植木屋」はアデラの餌食にしようとしていた。カーターは阻止する。しかし植木屋は気球で逃げてしまった。最後には気球を刑務所に落として逮捕させる。カーターは次の事件のためエジプトへ向かう。
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