一万年、後….。 平成19年

 

沖島勲監督、YYKプロダクション、阿藤快主演。

一万年後の世界。舞台そのままを映画として映している。その舞台というのは完全に昭和の茶の間。主な登場人物は中年男と少年少女。少年少女の名前も100%昭和趣味。

少年が机で勉強していると、中年男が光と共にいきなり現れる。その男は少年のおじさんと言い、現代からやってきたという設定。

特に驚くこともない少年、そして少し後現れる妹の少女。少年との会話が大部分。いかに変わったか、と言っても物の名前が変わったり、日本やアメリカがもうないと言った話をしているだけ。

いわゆる実験的な映画というのだろうか、変わった映画である。ただまるで学芸会、高校生あたりの自主制作の映画といった感じか。

こんな映画みたことない、という意味で印象に残るかもしれないが、今さら感心する歳でもない。