スピリチュアリズムとは何か、どうして多くの人がはまるのか、それを知りたく、以前から関心があった。本書はスピリチュアリズムを批判的に論じた本である。そのからくりを解き明かそうとしている。
このテーマとなると、自らがそれを信じ、本人は人助けのつもりもあるのか、勧誘されているかのような気分になるものがある。この本に出てくる江原啓之という人の著書を絶賛している文を以前読んだ。そんないい本なのかと思って読み始めると、そのうち気分が悪くなって、というと言い過ぎか、ついていけなくなり投げ出した。世の中にはそういう本で感激する人がいるのである。ともかく精神の安定を求めている人が、それで目的を達成できればよいと言える。そういうと新興宗教とどこが違うか。組織や機構のない宗教か?しかしオウム真理教や人民寺院などはひどい例である。スピリチュアリズムはすべて、そういう方向へいくばかりではないだろう。中心人物がどういう者かによるのか。
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