マキノ雅弘監督、東映、83分、白黒映画、片岡知恵蔵主演。
上州の町。国定忠治が死刑になって一年。今、町を仕切るやくざはたちが悪い。祭りの権利で利益を独占しようとする。目明しは志村喬で老齢なので、息子の千葉真一が十手は町のボスに渡せと言うが志村は聞かない。千葉の恋人役で藤純子が映画デビューとして出ている。片岡知恵蔵演じる中年男が町にやってくる。出会った子供と仲良くなりいじめっ子に壊された独楽を片岡が買ってやろうというと父がくれた物だから代わりはきかないと子供は言う。感心した片岡はそれでは作ってやると言う。その子の母親は、夫が国定忠治の子分だったため殺された、国定忠治が死刑になった時は正直言ってうれしかったと言う。片岡はそれを聞いて複雑な顔をする。
実はこの片岡が国定忠治で実は死んでいなかったと思わせる筋である。
祭りになるとボスが横暴を奮うので片岡がやっつける。その後は千葉が志村の十手を引き継ぐという展開。
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