ジャック・ターナー監督、米、73分、シモーヌ・シモン主演。
ニューヨークの公園の豹の檻の前で描いているシモン、そこに通りかかった技師はシモンに惹かれる。二人は結婚する。しかしシモンが言うには自分はセルビアの村の出身であり、昔の因縁があって猫に変身するかもしれないと心配する。技師は悩んでいるなら精神科医に相談すればいいと言い、シモンは精神科医にかかる。それでもシモンの悩みは解決しない。
技師はシモンの悩みについて同僚の女に相談し、その女が元々技師に惹かれていたので、二人は接近する。シモンは二人の仲を嗅ぎ付けた。それ以来女は道を歩いていると後をつけられる、プールにいても怪しい影が自分を狙っている危険を感じる。
シモンの謎、危険性が高まっていき、明示的にそういう場面が出てくるわけでないが、シモンの犠牲になったかと思わせる悲劇が起こる。最後までシモンの変身などの場面はないがそれ故にかえって恐怖を感じさせる映画となっている。
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