2022年2月28日月曜日

ブルーベルベット Blue Velvet 1986

ディヴィッド・リンチ監督、米、121分。

大学から田舎に帰ってきた主人公は、草むらで切れた耳を発見する。知り合いの刑事のところに持っていく。後に経過が知りたくて訪ねるが、何も教えてくれない。その際、刑事の娘が親が話しているのが聞こえてきたといい、事情を教えてくれる。ある歌手の名が出たと。歌手がクラブで歌っている歌がブルーベルベットである。

工夫してそのアパートに忍び込む。探っているうちに本人が帰ってくる。慌てて衣装用の押し入れに隠れる。女に見つかり詰問される。女の様子は誘惑的である。その時、女の恋人のような男が来る。また女は主人公を押し入れに隠す。入ってきた中年男は女に異常な愛をする。幼児のようになって女に甘えるのである。実は女には夫と子供がいる。中年男はその二人を攫い、女を脅して愛にふけっているのである。中年男が帰った後、主人公も帰るが、また後日やってきて二人は愛人関係になる。

主人公が帰ろうとしたら、中年男が仲間と来て見つかり脅され、無理矢理女も含め、ドライブに連れ出される。着いた娼婦宿では女の子供らが匿われていた。それから更にドライブに行き、止まった場所で主人公は暴力を振るわれ、置き去りにされる。

後に主人公は中年男とその仲間を写真に撮る。刑事に見せると渋い顔をされる。そこには潜入捜査している仲間の刑事があったらからだ。刑事の娘とも仲良くなっていた主人公はダンス・パーティに連れて行く。帰りに車が追ってくる。娘の元彼氏だった。言い合いをしている時にあの女が裸のまま家から出てくる。女を連れて病院に行かせる。主人公は女の家に行く。潜入捜査の刑事や女の夫が殺されていた。切れた耳は夫のものだった。押し入れに隠れて中年男を待つ。騙して中年男を斃す。

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