ロシヤ映画、ウチーチェリ監督、107分。
19世紀末ロシヤ、当時の有名なバレリーナ、マチルダ・クシェンスカヤと皇太子だった後のニコライ二世との恋を描く。実在の人物の実際の恋愛沙汰を基にしている。
大きな筋は、皇太子とマチルダの身分違いの恋、元々皇太子の婚約者だったドイツからの公女や、マチルダのライバルであったバレリーナとの確執などである。
歴史に基づいているからその制約があり、あまり自由勝手に話を進められない。マチルダを愛している皇太子は彼女に愛情、将来を約束するものの、立場から現実に戻されるといった場面が何回も出てくる。あまり映画的な展開ではないが、現実はこんなものだろう。
ロシヤの映画の特徴ともいえる、豪華な宮殿、教会など歴史的な建造物が出てくる。
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