宝前庵のブログ
2018年7月13日金曜日
最後の夜 Последняя ночь 1937
ロシヤ映画、ライズマン監督、
96
分、白黒。
ロシヤの
2
月革命当時のモスクワを舞台にした革命映画。題名は資本主義者にとっての、最後の夜を意味する。
群像劇であり、特定の者だけに絞ったのでなく、民衆が成し遂げようとする革命、それに対する旧来の資本主義者、軍隊との市街戦等を描く。
最後の方で列車が到着する。敵方が乗っているかもしれない。それが味方とわかる。民衆は歓声をあげる。『戦艦ポチョムキン』を思い出してしまう。
同じ国民同士の銃撃戦、革命は残酷なものである。かつての一部の若者には英雄的に見えたのであろうが。本作の日本公開、いつか知らないが戦後であろう。当時の観客の観た感じと現在のそれの
隔たりを感じさせる。
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