ゴージンツェフ及びトラウベルク監督、104分、白黒。
青年革命家マクシムを描いた三部作の第二作。第一作の『マクシムの青春』は今回の国立FAのロシヤ映画特集に入っているが、以前のフィルムセンター当時の特集でも上映された。
『マクシムの帰還』は今回が初見である。
青年マクシムが帰還し、ペトルブルクの工場スト等を煽動する。
いわゆる資本家(工場主)と労働者との対決がイメージとおりに出てくる。兵器を造っている工場でストライキを図る。しかしその生産する工場を移してしまう。
ストライキの煽動、後にソ連最大の発行部数となる新聞プラウダ、また当時の議会での演説場面が面白い。反対派の野次はさすが西洋ならではと思わせるほど激しい。更に労働者を弾圧するため軍隊が出動、市街戦となる。
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