セルゲイ・ポポフ監督、露、86分。第二次世界大戦中、1942年のロシヤが舞台の護送兵と囚人の友情を扱った映画であり、スターリングラードもヒトラーも全く関係ない滅茶苦茶な邦題である。
若き伝令の中尉はある村を通りかかった時、敵の攻撃を受ける。その場にいた露軍も村人も混乱する。中尉も馬を失い、からがら生き延びた。軍法会議があって他の者の証言で中尉は敵から逃げたとなり、銃殺刑を宣告される。穴のような牢屋に入れられ、入口は融通が利かない兵士が守っている。本部からの確認書が来なければ、処刑できない。そのうちに敵軍がやって来て、守っている兵士は中尉を引上げ、一緒に逃げる。
この後、兵士と囚人である中尉の二人は道連れで本部を目指す。途中で大きな川があって手前で負傷している飛行兵がいると分かる。筏があるが一人しか乗せられない。負傷した兵士を先に渡し、後から泳げない兵士を中尉が筏を押して川を渡る。二人と負傷兵は露軍の行進に出会う。露軍は敵を叩く作戦を立てており、融通が利かない兵士が本部に行く必要があると言ってもここでは攻撃に従えと命令される。二人は独軍の攻撃で手柄をたて、記者から写真もとられる。
中尉は他の者と一緒に銃殺されそうになる。その時兵士が助けに来て間一髪で命を取り留める。中尉は表章ものの功績があるが、兵士はあくまで本部に連れて行く、どうするかは上司の判断は仰ぐと言う。独軍の攻撃があった。これで兵士は瀕死の重傷を負い、死ぬ。中尉は自由になったのだが、やはり一人本部を目指す。行った先で旧友等に会う。自分と死んだ兵士の写真が載っている新聞を見る。
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