ジャウム・コレット=セラ監督、米、123分。ある家庭に引き取られた孤児エスターが引き起こす恐怖映画。ただ恐い女の子だけの話ではない。恐い女の子はどこにでもいる。これは最後にからくりが明かされるという映画でもある。謎が明される映画である。
最近流産を経験した夫婦は孤児のエスターを養子にとる。実子として男の子と幼い難聴の女の子がいる。義兄の男の子はエスターを好きになれなかったが、幼い女の子は慕う。エスターの行動にはやや訝しいところがある。夫婦はエスターがいた孤児院のシスターに話を聞こうとする。出自に不明な点があるのでそれは帰ってから調べようとして、帰り道にエスターに殺される。車を転倒させ石で叩き殺すのである。幼い女の子には黙っていろと命令する。義兄が秘密を探ろうとすると間一髪で焼け殺されそうになる。
母親はエスターが普通でないと思う。父親はエスターに何も不信を抱かない。母親はエスターが実は病気で子供に見えるだけで大人であり、過去には犯罪者であったと突き止める。その頃、エスターは大人の女風に父親を誘惑した。驚いた父親が手向かうと殺してしまう。母親は家に着きエスターと格闘し、氷の張った池で蹴落とす。
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